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VISI 2022.1

VISI 2022.1では、新しい機能強化を実施しました。主に機能強化を実施したのは、以下のとおりです。

  • モデリング
  • トランスレーター
  • リバースエンジニアリング
  • 金型設計
  • プラスチック射出成型モールドフローシミュレーション
  • 順送金型設計
  • マシンプログラミング
  • 標準部品

モデリング

VISI 2022.1では、ソフトウェアの使用を簡素化し、余分なクリックが不要になるように設計された、新しい管理機能強化が含まれ、生産性を改善しながらモデリングに費やす時間を全体的に短縮できます。

パーツやアセンブリの解析、製図、設計、詳細設計、検査のための革新的なツールが追加され、さまざまな用途においてモデリング性能が向上しています。今回も操作性のワークフローを最適化し、モデリング作業時の設計時間を短縮しています。

トランスレーター

3Dモデリングの相互運用の堅牢性とパフォーマンスをさらに向上させるため、最新ファイル形式のサポートと機能強化および修正を継続的に実行しています。さまざまなCADフォーマットに対応した適切な「コンバーター」を提供するコンポーネントは常に改善されています。

Hexagonの他の製品との相乗効果を高めるため、ファイル形式が追加されました。これまで同様、すべてのトランスレーターは、他のシステムとの最高レベルの互換性を確保するために更新されました。

  • ACIS: 従来のライブラリで 2022 1.0の読み込みライブラリに対応
  • Parasolid: 読み込み/書き出しライブラリを34.0.244に更新
  • CATIA V5: CATIA V5-6 R2022の読み込み/書き出しに対応
  • CATIA V6: R2022xの3DExperienceに対応
  • GDML書き出し (新)
  • GLTF書き出し (新)
  • Inventor: バージョン2022の読み込みに対応
  • JTOpen: 代替ライブラリで読み込みにバージョン10.7まで対応
  • NX Unigraphics: 代替ライブラリで最新の1980シリーズ、最大でNX 1992、NX 1996、NX2000に対する読み込みに対応
  • Pro/E - Creo: Creo 8.0のParametric読み込みに対応
  • Revit: 旧バージョン 2011、2012、2013、2014の読み込みに対応
  • SolidWorks: 代替ライブラリで2022(SP0)の読み込みに対応
  • SolidWorks Direct: 2022の読み込みに対応(SWDocumentMgr 30.0.0.5041)
  • Solid Edge: 2022の読み込みに対応

リバースエンジニアリング

このモジュールは、スキャン/プロービングから3Dソリッドモデルまで、あらゆる部品のリバースエンジニアリングに、完全なソリューションを提供するために常に改良されています。ユーザーは最適な使用方法を選択するだけで、あとはすべてVISIが作業を実行します。

このモジュールは、強化された技術と他のHexagon製品との相乗効果を提供する機能性において、すでに非常に競争力のあるレベルに達しています。例えば、メッシュの解析で、ユーザーを支援するために開発された新機能では、メッシュを検出し、異なる形状に分割できます。

金型設計

このバージョンでは、エラーのない環境を提供し、製造効率を向上させます。

標準部品カタログの多くは、ユーザーからの要望により更新・改良されたものです。また、ツールキャビティ機能が強化され、円筒形キャビティの管理や編集がより容易になりました。

プラスチック射出成型モールドフローシミュレーション

前バージョンで導入した、新しい充填フェーズのソリューションに対する継続的な開発は、シミュレーションのバリューチェーン全体にメリットをもたらしました。プラスチック射出成型のフローパターンを決定するだけでなく、繊維の配向計算も改善されています。

これらの機能強化により、より信頼性の高い部品シミュレーションが可能となり、トライアウトを削減し、より正確な部品の変形計算が可能になりました。新しいエンジンに追加された改善点には、環状ランナー、3Dランナー、繰り返し、ホットチップの正確な説明が含まれます。

順送金型設計

順送金型むけのエンドツーエンドソリューションは、品質結果と計算速度を改善し、市場投入までの時間を短縮することで、既存のすべての機能の統合を実現しました。展開の定義プロセスが改善され、強化されました。

さらに、複雑なフランジ曲げを、形状を保ったまま多段階に展開する、新しい展開のアルゴリズムを開発しました。

標準部品

金型アセンブリの作成を迅速に行うため、カタログから選択可能なVISI独自の統合ソリューションは、既存データの更新に加え、新しい標準部品を追加することでさらに強化されています。

マシンプログラミング

VISI 2022.1は、Hexagonが提供する最高水準の技術を提供し、ソフトウェアの機能とパフォーマンスを常に向上させています。

今回のリリースでは、電極タイプの管理、2.5軸加工のホルダー干渉チェックの追加、Waveform荒加工の機能、ATFテクノロジーに基づく仕上げ加工のリリース、自動傾斜の加工の導入に重点を置いています。

ワイヤ放電加工エンジンにも、ポストプロセッサーの構成の機能強化や新しいオプションパラメーターが提供されています。さらに、ワイヤ放電加工エンジンは、オフセットやテーパーのアプリケーションにおいて、最終的なワークに損傷を与える可能性のある潜在的な危険条件をチェックできます。